種デス化の一途をたどるというわけではなく。
OP・ED変わってないですね。HYDEの新曲が聴けると思ってそれなりに期待したのに。
体調崩してまして…戻りきってないんですが放置したら見捨てられるだろうから、怖いので記事書くよ……デリケートなんですよ。意外と。
今さっき見たんですけどね、内容とかね、なんていうか何をどうしたいんやらサッパリですね。方向見失い始めてないか。そりゃ、私ですか。
少しずつでも小さな事案に対する決着がついていかないのは、ストレスであり、爽快感の欠如となるわけで。
新機種に乗り換えるまで決着つかねーガンダムVS強奪ガンダムみたいになってんじゃんよ。
フェイズ2投与によりベイビー翼手化した子供たちに追い詰められ、部屋に立てこもってみる赤い盾一同。ダメすぎ。でもベイビーはいともたやすくどっかから進入。
頭よ、頭をショットガンで吹っ飛ばすのよッ! それがゾンビ退治の基本ッ。
ベイビーな手が吹っ飛ばされるんですが、あれは、もとはいたいけなお子様の……
刀を抜いちゃみたものの、茫然自失のサヤたんは、情けなく従者ハジにお荷物のように扱われながらソファーに横たえられる。
ほんっとに役立たずの兵器だな、あんたは。
しかし、戦場に身を置くことで、拒み続けてきた記憶が、いやがおうにも呼び覚まされていく。一枚の絵から内的世界へ入っていくサヤが見たのは…
水面に浮かぶ例の古城? 先端の崩れた塔。投げ落とされる青いバラ。浮かぶ家族の顔、顔、顔……
過去の自分を取り戻す→破壊→家族を失う=拒絶。
こんな図式が成り立つかどうかは知らないが、この内的回帰をキッカケにサヤは自意識を手放し、暴走に逃げたと思われる。
殺戮シーンははしょられた。理由はどうでしょね。やりたかったけど、できなかったか。倫理的な議論に引っかかる描写は控えようという方向に行ってるのかも知れないな。
地下からのこのこやってきたカイお兄ちゃんは、妹の獣じみたうなり声を耳にし、部屋の扉をこじ開ける。そして、見なくていいものを、また目撃する。
サヤにギッタンギッタンにされた赤い盾の皆さん。でも、なぜかデヴィッドは大丈夫そう。プリズムコーティングでもしてんですか、あんた。
暴走どころか、キレちゃってるサヤ。なにがなんやら。ともかく、殺すだけでは飽き足らず、飢えて飢えて仕方ないといった風情。だからなのか、「目を覚まして、サヤ」って抱きしめたハジの首すじをガブリ。血を吸ってみました。
ハジの声がアレだったとか、つっこんでる気力もありません。
吸血。ヴァンパイア行為。映画の設定をやっぱり引っ張ってるのだろーか。
必要性があったのかどうか、いまいち理解に苦しむというか、なんなの?
今までサヤはハジの血を与えられて覚醒してきたけど、今はそれなしでも覚醒はとりあえずできるわけで。サヤがハジの血を取り込むっていうことに一体どんな意味があるのさ?
「レッツダンス!」
ある意味、1人場の空気を正しく読み違えているカールおぢさんは、嬉々としてサヤを殺しにかかります。サヤもハジの血を吸って意気揚々です。殺る気です。
でも、邪魔が入りました。
引きまくったカイが、こりゃイカンと絶叫したために、サヤが正気に戻ってしまったのです。
振り上げた刀が空しいったらねえよ。
カイが横槍いれなきゃ、ここでカールは殺れたのになァ〜って思う。
レッツダンスを邪魔されたファントムは、カイに怒りを向けますが、ソロモンの電波通信により引き上げます。支配権はソロモンにあるようだ。単純に、ソロモンの方が強い、力があるってことだろうけど。
「私がやらなきゃダメなの」
それさー、ジョージが死んだ後にも言ったことじゃん。また?
サヤの決意はあんまり意味をなさない。その場しのぎの発言のようだ。要するに、まだなにも決意を固めてないんだろう、この子。
ソロモンとカール。テレパスでアメ兄さんには内緒の会話。
権力図としては、アンシェル兄さん>ソロモン>アルジャーノ>カール、みたいな感じなのかな。
アメ兄さんもここでサムライマンことサヤと対面してみたり、完全翼手化したカールに驚いてみたり、サプライズ続きですね。
「なんでっ」って(笑)
赤い盾のことも知らされてなくって、重要事項は知らせてヨとご立腹なので、アメなめます。
「ぼかぁ、見慣れてるからねぇ」的に、カールの翼手化はD67によるものじゃないと、余裕のソロモンとは対照的な小物っぷりでした。アルジャーノ。
長生きしてください。
ディーヴァ入りのコンテナを吊って飛び立つヘリにご搭乗し、さっさと農場を去りました。
飛び立とうとした二号機の方に、なんとデヴィッドが執念だか根性だかで飛び乗っちゃった。すっげぇ、アクティヴ! そして、無茶!
さらに、そのヘリはバズーカ砲(だっけ?)で撃ち落とされたのにも関わらず、デヴィッドは無事だった。みんな思ったよね、このアニメの最強王者はこのオッサンだって。
最強の初心者とやったって、神の子とやったって勝てるぜ、きっと。
サヤVS翼手化カールは、サヤ劣勢でつまんなーい。
「この思い、受け取っておくれぇ!」って、もう変態すぎてツッコむのもいやだ。
バキボキにされるサヤ。骨はいっちゃってるんだろうな〜あれ。
で、玄関ポーチに現れたカイとリクの姿を見て、サヤは守るべきものがあると、また決意を口にしてみたりして、一気に形勢逆転を。
「私が私でなくなっても」ダメじゃん。
ファントムの左足に一太刀いれることに成功し、結晶化させるが、そこは意識(知能)は保ったままのカールのこと、トカゲの尻尾きりのごとく足を切り落とし、全身にサヤの血が回るのを防いだ模様。あっさり逃げて行きましたとさ。ああ、しぶとい。変態はしぶといねぇ。
ムイが自意識を既に失った状態なのに、翼手にはならなかったのは…
どうしてすんでのところで人の姿を保ったままにしたんだろうか。「私が私でなくなっても」っていうセリフにかかってくるのか? 人間のままの左半身に、ピアノの旋律を奏でさせたのは、自分をなくしても、人は人であるとでも言いたいのか。
あれだけ、12話でやっておきながら……
リクだってムイは元に戻れないと知っていたろうに、カイにあえて尋ねて、そしてカイも嘘をついた。なんだか捏造された希望のように見えた。
船の中で再び一緒になる家族三人が、肩を寄せ合う。
サヤは弱い子だから、寄り添える優しい家族が必要らしい。カイとリクは救いとしてしばらく必要存在か。
家族だから。隠さなくていいから。手伝うから。
私にはこのへんの「家族」の在り様が嘘くさくて、実体がないように思えてなんかピンとこない。