2006年01月18日

「結界師」第104話

今日発売の7号ではなく、5・6合併号掲載分の感想です。

第104話「黒芒の俘虜」
タイトルの俘虜って敵方に生け捕りにされた者って意味らしい。難しいけど、作風にはあってるな〜。
刺客が火黒ではないと知った良守は、自ら望んで俘虜になったようです。敵の本拠地に行くにはそれが手っ取り早いですが、とんで火に入る夏の虫…ですねぇ。怖いもの知らず、ムチャしいなヨッシー。

黒芒楼では、紫遠の蜘蛛の糸でぐるぐる巻きにされ、自由を奪われている良守の姿が。あぐらに後ろ手、首をぐるぐる巻きです。口は自由な格好。
悔しそうな顔がよろしい。
抵抗しまくりの良守は、あのオーラで蜘蛛の糸を拒絶し、紫遠さんを困らせております。
彼らが結界師を連れてきたのは、城の維持のため、結界師の空間を自在に操る技術がほしいからだと。
異空間ある城の保持が、姫さまの力の衰退であやうくなっているんでしょうか。

黒芒が一人ではなく、二人の結界師を連れてきた理由は、片方を人質にとって、要求を受け入れさせるため。この場合、一緒につかまったのが時音じゃなくって良かったでしょうが、敵方からしても時音じゃなくて良かったと思われる。今の良守だと、時音を傷つけられようもんなら、ブチキレて言うことをきかすどころの騒ぎじゃなくなったでしょうからね。

白が能力で操った妖二匹とともにやってきて、人質を盾に良守に要求を始めるが…
どっちが優位にあるのか、力関係が微妙にシーソーする演出がいいですね。
白の能力は対象物に何かを憑依させ、意識もろとも支配するというのが言葉なく現されていますが、「ある程度の自我は残してやる」ってセリフが切迫感をより与えます。
抵抗する気マンマンな良守。
「いいのか? また目の前で人が消えても」というセリフは最早、逆効果ですよ。諦めより、さらなる怒りと、拒絶を良守から引き出したにすぎませんでした。
フツー、ここで主人公は人質守りたさに敵に下っちゃうんですけどね。そうならなかった。その辺りがこのマンガの面白みだと思います。
良守にとってはトラウマみたいなもんですが、萎縮するより、攻撃性に転じるのかも。目の前で誰かを死なせないように、強くなる、そのために戦うことに迷いがない。そういう場面に遭遇したくないから剣を置くっていう後退した選択はしないのは、子供だからか…それとも強い心の持ち主だからか。

爆発させた良守の力は敵方をも怖気づかすほどのすさまじさ。面倒なもの、飼い慣らしたところで操作しきれない力。どうも良守は自分では気付いていない、そして自分で持て余すほどの潜在的な能力を眠らせている模様。
それをどう育て、扱えるようにするのか。墨村家の人はそれを考えてきたのかも知れない。
兄の正守なんかは特にその力の存在をよく知っていそうです。

結界師の能力を効率的に引き出すシステムってなんだろ(笑
術者が自分で力を振るわない限り、使いようがない気がする…だから、意識を操作して術を使わせようとしたんじゃないのか?
外からの干渉で一体どうやって使うのかな〜と思ったり。

無理矢理、朝のこないうちに復活させられた斑尾から、良守が自ら黒芒の手に落ちたことが知れる。怒るジジイw
兄キも若干「あのバカ…」と焦りを見せています。
これって、良守の力が暴走してどうにかならなきゃいいけど、っていう危惧にとれないこともないな。すぐ黒芒楼へ向かうそうですから。
posted by 百武 晶 at 14:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 結界師(良守ウォッチ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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