2006年01月19日

「テイルズオブジアビス」所感。

まったりと進めてます。たぶん、中盤くらい。
どうしてプレイ日記をつけないのかというと、アビス独自の設定専門用語(つまり造語)が洪水のように押し寄せてくるので、それの説明がうざったいからです。第七素音(セブンスフォニム)とか記憶粒子(セルパーティクル)神託の盾(オラクル)とかとか。漢字の上に片仮名のルビが振ってあって余計にややこしさを増しております。
毎度テイルズはそんな感じなんですが、設定が甘かったり隙間だらけだったりしたこれまでより、さすが10周年記念タイトルというべきか、びっしり作りこんであるみたいですね。
ネタバレにはなってないだろうと思いますが、いちおう…



・ロード時間
うわ、これが噂のいちいちロードするっていう…画面を切り替えるたびにデータ読み込み、部屋を出入りするたびに5,6秒待たされます。イベントに入る前だったりすると、10秒いってるかな〜。気にならないといえば嘘になりますが、我慢できないこともなく、許容範囲としておきましょう。
でも、フィールド上での重さったらヒドイですよ。3Dが災いして、視点移動を左右に振るのもおっくうなほどに重いです。いつフリーズするかヒヤヒヤしながらやってます。

・アニス
萌えっ子だと思ってたこの子は、13歳にして玉の輿を狙う、表と裏の顔を使い分ける世渡り上手な現代っ子でした。キャラ作りまくりの計算高い方のブリっ子だった(死語)。
声があんまりかわいくない
だから戦闘のスタメンからアニスは弾こうと思ってたんですが、使ってみると、これが強いわけで。ぬいぐるみの「トクナガ」が巨大化し、敵をぶんぶん回ってどつきまわす光景は、なかなか見ごたえがあります。コンボも繋がりやすいし、結局ずっとスタメン張ってます。
「戦乙女のぬいぐるみ」だったか、そういうアイテムをゲットして、アニスに装備させてみたら、「ドルアーガの塔」の主人公ふうにトクナガのグラフィックが変わってました。他にもあるのだろうか。探したい〜
制服のせいか華劇団にしか見えない…
フェイスチャットの絵で、あんなに地黒にされてるのは何故だろう。

・ストーリー
いつもより作りがしっかりしているみたいです。終盤にかけてグダグダになっていく可能性は捨て切れませんが…今までのどのタイトルより感触がいいんですよ。
あやしげな団体が出てきて…てのはいつものことですけど、今回はローレライ教団。そこの二つの派閥による内部扮装(お家騒動?)やマルクトとキムラスカの政治についてとか。そういう子供向けでない難しいところを、割と突っ込んでやってます。それぞれの思惑が絡まって戦争がどうやって起きるのか、それがなんとなくわかるような過程が描かれてました。
RPGにおける暗黙の了解のような、倒した敵が人間であっても殺したわけではない、とスルーされてきた点に焦点をあてたのも珍しいことだと思いました。
倒すのは何もモンスターばかりではなく、生身の人間である場合もある。
「倒す」ではなく「殺す」のだと、明確に表現し、真っ向から挑んでいました。
RPGの主人公たちだって「人殺し」なんだよって言われてるみたいで、けっこう複雑な心境になりましたね。

各キャラクターがメインストーリーに関わり、キャラ間でのやり取りがあるのも世界観が広がってよろしいと思います。今回はキャラに濃淡がなく、しっかりかみ合ってます。誰も個性的で、キャラが立ってます。足りない部分はフェイスチャットでうまく補完されてて、そのへんも抜け目ないですね。

・キャラクター
藤島キャラがみんなカッコイイです。コスチュームもステキで、はわ〜ん(アニス調)ですね。3D化されるとまたいいんだ、こう、たたずまいが。ガイとジェイドが特にいいかと。
主人公のルークは、キャラとしておもしろいですね。
ミュウを足蹴にしたり、イライラして頭をかきむしったりする動作がいいw
傍若無人な公爵家のおぼっちゃん。七年前からお屋敷に軟禁されていたうえ、それ以前の記憶をなくしている。高圧的で我がままに振舞うのは、弱い自分を隠したいがため。自分の本質をひた隠しにしてたんですよね。なかなか本性を見せない主人公です。
外の世界のことを何も知らず、買い物のシステムさえ知らないという。筋金入りの箱入りっぷりで笑わせてくれるんですが。
立ち寄った村の市場の店頭に並べてあるリンゴを勝手に取って食べる→怒られるが代金を払ってその場を収める→ところが、この村は最近食物倉庫をあらされる被害が頻発していた→その犯人はルークではないかと疑われる→村長の家に突き出される→滞在中のイオン、ジェイド、アニスの三人と出会う。
てな具合に、流れをうまいこと作ってあるんで、感心しました。
そんなルークも旅をしていくうちに外の世界がどんなものか見え始め、生き抜いていくためには人の命を奪わなければならないという現実に直面させられます。殺さねば殺される、それが戦場で、迷っている暇はないのだと。世界はあと一歩で戦争に陥るような一触即発の状態ですから。
人を殺すということは、相手の可能性を奪うということ。戦場に身を置き、剣をとるならば背負うものを自覚し、責任を受け止めなければならない。
自分が迷ったせいで、仲間が身代わりに傷ついてしまい、ルークも覚悟を決め、戦うことを選ぶのですが…「なんで殺すんだ、人の命をなんだと思って…!」ていうルークのセリフは、却って重く響きましたねぇ。

ストーリーが進むにつれ、どうして主題歌にバンプを選んだのかがよーくわかってきますよ。

あと、自分に優しくしてくれる人や自分のことをわかってくれている、と思う人には素直に懐くあたりが誰かさんに似ています。
戦場における道義や、戦争について、命の取り扱いなど、種デスでやろうとしてたことを、このアビスではわかりやすく描いてあるのかな〜と。被るテーマがいくつもありましたからね。
誰かの言うことをきいただけ、やったのは俺だけど、悪いのは俺じゃない。俺のせいじゃない…って、まるっきりシンじゃないですか(笑

この調子で破綻なくストーリーがまとまればいいんですが。
ルークが「変わりたい、変わらなきゃ」と、とあるイベントを境に思い始めてしまったので、いつもどおり下降線かもしれないな〜。
posted by 百武 晶 at 21:49| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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