2005年09月05日

SEED-D SS「スプラッターパンク!」(後)

シン、バースデー記念SS後編です。

 <ついに始まる映画。ディスプレイで惨劇を繰り広げるロビー君に、
 ビビリまくるレイは徐々におかしな行動に。ブチ切れるシン。
 果たして事態は収拾されるのか…>

 途中でシン視点に切り替わります。
 アニメと違って隙のあるレイくん。19話のアレを見せられたら、もう何でもアリだろう。
 間違いなくヤツは天然だ。
 46話の感想にて「シンはレイの犬だ」と発言した理由の一端がここに。

注意事項は前編と同じく。
・レイシン。
・やおい。
・甘っ々。
・無断転載はしないでください。

 

今度の舞台はとあるテーマパーク。
 ロビー君はそのテーマパークで入場客を案内するホストキャラクターという設定だった。
 赤鼻に、赤い蝶ネクタイ、緑色のツナギ。腰には三色の風船が括りつけてあった。陽気な表情とは裏腹に、白毛の口もとは鮮血がまだらに染めている。
 父親と遊びに来ていた主人公シェリルが、騒ぎの中ではぐれてしまった父を探し出し、地獄と化したテーマパークから脱出するまでの物語。
 無論、執拗に命をつけ狙ってくるロビー君の魔の手を逃れながら、である。
 シェリル親子がアパートを出発し、車でテーマパークを目指す道すがらの映像を映しながら、もの暗いテーマソングに乗ってクレジットタイトルが流れる。
 シンは、シリーズ共通のそのテーマソングを呑気に口遊んでいた。
 血が噴き出そうが、臓物が床に散らばろうが、シンはお構いなしでスナック菓子を食らう。おそらく、目を覆いたくなる惨殺シーンを見ながら焼き肉も食えるタイプだ。シンにとって、もはや恐怖は娯楽でしかないのだ。
 スプラッター、アダルトに関わらず、作り物は非現実でしかないと、バーチャルとリアルの区別は冷静につくらしい。
 そういうところは、やけに淡泊だ。
 レイはそんなシンを頭の片隅で恨めしく思った。
「この主人公、なんかレイに似てない?」
 シェリルは金髪のショートカットが艶っぽい、大人びた印象の美少女である。
「似てない。髪の色が同じだけだ。似てない」
レイは全力で否定した。
 
 巷の殺人鬼の多くが沈黙を貫くのに反し、ロビー君はしゃべる。
 小さな男の子のような声で、口調もそれらしく、なぜだか哲学的なことを言う。だが、手には鉄パイプに始まり、拳銃からマシンガンからパーク内のベンチと、有りとあらゆる武器を持ち、殺人行為に及ぶ。とても邪悪な存在だ。
 いくら恐ろしい殺戮劇を重ねても、表情は変わらない。着ぐるみ人形だから。
 ただ、時間を追うごとに全身の血塗れ具合が増して行くのだが…
『そんなところに隠れんぼ? したって無駄だよ。だって僕には未来がお見通しなんだもの。ウフフ…』 
 部屋に標準装備された立体音響システムの恩恵をあずかり、実際にシェリルになって劇中にいるかのような臨場感を味あわされる。
「…音が、大き過ぎると思う」
 と、レイは断りもなくボリュームを下げようと試みて、敢えなくシンに阻害された。
「これくらいで丁度いいってば」
 洋館の納戸に身を隠していたシェリルを追って、ロビー君の足音が近寄ってくる。
「やっべぇ、シェリルあぶねぇ! 見つかったら出刃包丁の餌食だよ!」
 古い床板が踏みしめられ、軋んだ音が背後から前方へ遠ざかると、耳もとを乾いた音が鋭く通り過ぎた。シェリルの投げた果物ナイフが空を切り裂き、ロビー君の背にダーツのように突き刺さったのだ。
 ラジオの周波数を合わせ損ねた時の、耳障りなノイズが悲鳴のように反響した。
「ステレオで、十分事足りる」
 レイはついに手に取ったリモコンを操作して、立体音響システムをオフにした。
「あっ、なにすんだよ! 音があちこちから聞こえてくるから楽しいんじゃないかっ、シェリルとロビー君の第一の対決を台無しにすんな!」
 怒髪天を突く勢いで、シンはカード状のリモコンをレイから取り返し、画面を一時停止させた。振り返ってレイを見つめる両目は、見事に吊り上がっていた。
「さっきからなんだよ、水差してばっか。嫌なら無理しないでいいって言ってるだろ、ラウンジでもレストエリアでも行って時間潰して来いよ! オレは一人で観てるから、もういいよ!」
「落ち着け、シン」
 レイは、膝立ちになったシンの両肩を掴んで座らせると、暴れ馬を宥めるように優しく肩を撫で付けた。
「俺が悪かった。もう邪魔はしないから」
 せっかくのシンの機嫌を損ねるのは、かわいそうであるし、何より上手くない。
 レイは、シンの不興をかいたくないのだ。
「…ほんとに?」
 シンの、大粒の紅玉のような瞳が、じっとレイを見ている。
「隣で、黙って観てる」
「いいの…?」
 レイがうなずいてやると、シンは破顔し、再びぴったりと体を寄り添わせた。
 同時に、空いた方の手に握ったリモコンで、画面の一時停止を解除させもって。


「苦手なら苦手って言えばいいのに、なんで断んないのかねー?」
 ヴィーノが、レイは不思議な生き物だと言わんばかりの口調で首を傾げていた。
「そこは惚れた弱みね」
 ルナマリアがいやらしい笑みを浮かべ、超ミニから伸びた足を組み替えた、
「怖くて観られないなんて口が裂けても言えないわよ」
「かあいそーに」
「どこがよ」
 ルナマリアの足の具合を観察していたヨウランが、吐き捨てるように言った。
「不退転が身上のレイのことだし、弱音を吐くのが嫌なのよ」
「シンにも?」
「シンには特にでしょ。男同士だもの、弱みを見せたら負けなのよ。実技でも何でも勝負と名のつくものは相手を負かすのに、手抜かりなしで挑んでいたわ! それがあいつらの男気なのよ!」
 ルナマリアは熱を込めて言いながら、掲げた拳を握りしめていた。
「それって男気かい…?」
「男気なのか…?」
 早くから、ルナマリアにヘタレの烙印を押されていたヴィーノとヨウランは、揃って肩を竦めた。


 シンは、レイがホラーを不得手としているのは知っていた。
 自分が「一緒に観よう」と誘えば断れないことも、だ。
 苦手を苦手とあえて言わせたいのもあったが、それが叶わなくても、ホラーを見せた後のレイのいつもと違う反応を窺うのは楽しい。
 ある時などは、壁掛けディスプレイの裏をしきりに覗いてみたり、かと思えば、内線の呼び出し音を気にしたりと、映画の内容にまつわる出来事に過剰な反応を示すようになるのだ。
 不当な子供扱いを受けるシンとしては、この時ばかりはレイを子供扱いできるので、それはもう、愉快でたまらないのだった。
 レイは画面から目を離すことも出来ずに、膝を抱えて食い入るように見つめている。
 怖いのなら、顔色のひとつぐらい変えて、悲鳴でもあげればいいのに、しない。
 たとえ心底驚いたとしても、悲鳴を飲み込んでしまう、そういう質だとは言っていたが、つまらない、とシンは思っていた。
 …ラストで、ロビー君は滅びる。
 決まって主人公にライターで火を点けられ、全身火だるまにになって炎上する。それがお約束だ。
 着ぐるみ人形のロビー君の弱点は、火なのである。
 断末魔の叫びを上げながら燃え尽きるその様は、筆舌に尽くし難く、三日三晩は夢に出てきそうな呪わしい映像だった。
 暗転した画面に『THE END』の血文字が殴り書きされ、映画は終わった。
「うん、三作目にしては結構面白かったな」
 満足げなシンは、レイがどんな表情をしているのか見てやろうと、真っ先に照明を明るくしたのだが。
 横を向けば、同じ目の高さにレイの端正な顔がある筈なのに、そこにレイの横顔はなかった。
「…レイ、なにしてんの?」
 レイは体を小さく丸め、頭から枕を被ってマットレスに突っ伏していた。そんなことをして窒息しないものだろうか。
「大丈夫…? そんなに怖かったんだ」
 他人に見せられない顔になるくらい。
 シンはおそるおそる手を伸ばし、枕を引き剥がそうとしたが、意外にもレイの強力な抵抗にあった。どうやってもレイの手は、枕の両はじを掴んで離さなかった。
 ちゃちな攻防戦はしばし続き、根負けしたシンは肩を上下させながら、ぼう然と額の汗を拭った。
「レ、レイ…! どうしちゃったんだよ、レイったら!」
 レイが一言も声を発さない。シンはだんだんと心配になってきて、映画を観ている間は一度も変えなかった顔色を青くした。
 ホラー映画を面白がって見せたことを後悔し始めていたシンの聴覚が、そのときやっとレイの声を感知した。
「……………ル、ギル……ギルぅぅ………」
 シンは、レイのベッドから枕を持ってくると、二度三度、往復でレイを殴りつけた。
「オレの前で、その名前を口にするなっていってんだろうがぁぁぁぁ!」
 シンは、レイが心から慕うギルバート・デュランダルのことが嫌いだった。
「あー、アホらしっ! レイのバカ! 風呂入って、さっさと寝よっと!」
 凶器と思い込んだ枕を、レイに力いっぱい投げつけ、シンは喚きながらバスルームへ消えて行った。

 夜半、シンはレイのうなされる声で寝覚める。
 あの後、長風呂から上がっても、レイは同じ体勢のまま微動だにしなかったので、シンは無情にも放ったらかして先に寝た。
 レイは、ショックから立ち直るのに時間がかかったようだが、風呂にはきちんと入って、いつの間にやら、宣言通りに占領された自分のベッドで、つまりはシンの隣で眠りについたらしい。そのへんの出来が、シンとは違った。
 しかし、レイはやっと得た眠りを悪夢に侵され、うなされていた。
 あぁ、うぅ…などと、髪を振り乱して喘ぐ、滅多に見せない負の感情にまみれたレイの顔は、それでもやはり美しく、色香すら嗅ぎ取れる。
 上半身を起こしたシンは、眠い目をこすりながら、寝ぼけた頭でレイに見とれていたが、そのうち寝言が聞き取れるようになって来て、耳をレイの頬近くに寄せた。
「ギル宛てにタリア・グラディスが寄越す手紙を、破いて捨てていたのは、僕です」
 苦しげに、呻き、レイはどこか幼い口調でそんなことを言い始めた。
 寝言に合の手を打ったら死んじゃうんだっけね、と思いつつ、シンは会話に付き合ってしまった。
「ダメじゃん、そんなことしたら。レイは悪い子だねぇ」
「ごめんなさい、ごめんなさいぃ」
「いいよ、許してあげるよ」
「隣家の犬を、こっそり調教したのは僕です…だって、僕は自分の言うことを聞く生き物が好きなんだ」
「へー、そうなんだ」
 その対象が、現在は自分にあることを、察するには至らないシンである。
 こんな調子で、レイは少年期にやらかしたと思われる、あんまりシャレにならない悪戯をいくつか懺悔した。夢の中で、ロビー君に血塗れの包丁を押し付けられ、罪の告白でも強要されているのだろうか。
 かわいそうに。
 怖がらせてやろうと企んだはいいが、こうも苦しめることになるとは、正直想定していなかったのだ。
 悪ふざけが、過ぎた。
 レイの指通りの良い金色の髪を梳いてやりながら、シンはその苦痛に歪んだ顔に若干の心の痛みを覚えた。眉間に寄った筋を、人さし指で撫でてほぐそうとする。
「レイ…、ごめんね」
 おぼつかない動作で、汗に濡れた額を撫で、頬を撫で、震える瞼に唇を寄せる。
 これでは、いつもと真逆だ。
 悪夢にうなされるのはシン、その声に起こされるのはレイ、それが決まり切った役回りだった。
 戦火に巻き込まれた体験を、悪夢として繰り返し見せられるのは、永遠に塞がらない傷の存在を確認させられるようで、たまらなかった。
 夜毎の夢がひどい責め苦だった。燃え盛る地獄を再体験するのはたくさんだった。
 その悪夢を見ることも、うなされて寝覚めることも、この頃はなくなった。
「なんにも怖くない、大丈夫だよ、オレがいる。ここにいる」
 レイもこうして悪夢が遠のくようになぐさめてくれたのだろうと、シンは思う。
 逆の立場に立ってみて、なんとなく相手の心情のぬくもりが分かった。その証のように、湧き上がる愛情が、傷みばかりが目立つシンの胸を締めつける。
 レイの、色が失われるほどに噛みしめられ、カラカラに乾いてもいるその唇を、シンは潤すようにして舐めた。
 ゆっくりと、舌を添わしているうちに、レイの緊張が解けて行く。
「オレがレイからは何も奪わせない…誰にも、奪うことなんか許さないから…」
 正しくは。さっき、怒ったりしないで、なぐさめてやるべきだったのだろう。
 大事にしたいはずの人を苦しめて、どれくらい自分に愛情が注がれているのかと、計ったりするのは、きっと良くない。
 でも、人に優しくしてあげるのって、どうやったらいいのか、よくまだ思い出せずにいる。思いやることも、同じように。
 人から何かしてもらうことばかりを、考えてしまう。
 一度、すべてを喪失したシンは、そんな感情の破綻を抱えていた。
「約束する。だから、安心して」
 レイに届くように、思いのたけを込めて、唇を重ねる。
 いつもレイから受ける甘い、快楽を呼び覚ます口づけとは、意味合いが違った。シンはひたすら胸中の思いを届けることに懸命だった。
 『思い』が視認できるか、形あるものであったなら、いいや、体内から液体になって溢れ出るものであったなら、誰かに分け与えたいと願ったとき、口移しで渡すことが出来たのに。目に見えないものの存在を伝える難さは、時折切なさに変わる。
 うまくいったのかどうか。
 唇を離したとき、レイの顔から苦痛が引いていた。呻き声も止んだ。
 悪夢は晴れただろうか。
 はぁ…、とシンは安堵の吐息を漏らし、レイの胸へ顔を伏した。
 レイの胸はあたたかだ。心地よさも手伝い、役目を果たしたことで、隠れていた眠気が急激に襲い来る。
「レイ……オレ、おまえのこと、大好きだよ」
 歯止めが緩くなって、喉から零れ落ちた気持ちの欠片は、そのままひっそりと闇に溶け行く筈だった。
「……知ってる」
 シンは、レイの返答に、思わず顔を上げた。
 意識があるのだろうかと驚いて見たが、瞼を閉ざすレイから聞こえてきたのは安らかな寝息だった。
 シンはほんの少し表情を歪ませると、レイの胸に頬を擦り寄せた。目を閉じ、規則正しい鼓動に身を心を委ね、誘われるように眠りに落ちた。


 翌日。
 ハンガーでは次の戦闘に向けて各機体のメンテナンス作業が行われていた。
 シンは、担当に着いたメカニックを怒鳴りながら追い掛け回していた。大方、注文を一刀両断されでもしてトサカに来たのだろう。道理を引っ込めてでも無理を通させようとするシンを止めようとして、更に後ろをヴィーノがへっぴり腰で追いかけていた。
 階下での波乱に満ちた光景を尻目に、ルナマリアが数値調整についてレイの指導を仰いでいた。データを表示させたボードを見せながらも、私語厳禁の現場で、口をついて出るのは慎むべき私語ばかりである。
「…それで、過去に犯した罪悪をあらいざらい吐かないと、ロビー君はあんたの腹を刺すとでも言ったわけ?」
 顔を合わせるなり、目前にロビー君と見紛うようなピンクのウサギのマスコットを垂らされたレイは、軽く三十センチは背後へ飛び退いた。
 口の固いレイではあったが、動揺は隠せずに、昨夜の事の顛末についてルナマリアに語らないわけにはいかなかった。
「いいや。俺に危害を加えるとは言わなかったが、このロープを切ってやると。奴の足元から白いロープがいずこかへ伸びていて、それを切ると何かとてつもなく恐ろしいことが起きる、それだけは分かった」
「ファンキーな夢ね」
「悪夢だ」
「何かしら? ロープを切ったら、金タライでも頭上から降ってきたのかしら」
 そんな絵ヅラ耐えられない、とルナマリアは想像した情景の寒さに身震いした。
「なんだそれは」
「レイはタライが何であるかなんて、知らないでいいのよ」
 幸運なことに、ロープを切られる前に悪夢は終わった。少なくとも、レイはその先を記憶していない。
 映画の世界そのままの陰惨な空間で殺人鬼に追い回されるという、嫌な夢にうなされた割に、寝覚めは悪くなかった。
 腕の中に、すかすかと眠るシンが収まっていたので。
「お前にはこれ位の数値設定が妥当だろう」
 レイは修正を加えた値を、ルナマリアに示して見せた。
 成程、この手があったか、とボードを受け取ったルナマリアは、画面に目を落として唸った。
「じゃあ、状況の不利にかこつけて、エロエロはしなかったんだ」
「せめて、睦み合うとは言えないのか。この腐れ女子め」
 恥じらいの足りないルナマリアを、レイは不潔なものを見るような目で見たが、彼女はそんな視線は意に介さず、不敵ない笑みで返してきた。
「それどころではなかった」
「いやだ。愛は恐怖に勝てなかったのね、ガッカリだわ」
「…そういう話じゃない」
 だが、シンにやられっぱなしというのは、宜しくない。ルナマリアの言ったように、あの状況のもとで、そのように持ち込むのが最良だったのだろうが、土台無理な話だった。
「シンを調子に乗せる格好の材料を与えてしまったんじゃないかしら」
「躾し直すか」
 それなりの仕返しは必要だ。
 レイは、昨日のことをシンが忘れた頃を見計らい、これまで控えていた受け入れる側がひどく辛そうな、いくつかの体位を試してみることを思いついた。
 シンは奇襲攻撃に弱く、痛苦を伴う行為を嫌う。怖がる。
 せいぜい、泣いてもらおうじゃないか。
「わぁ…貴公子にあるまじき、邪悪な笑みだわね……」
「そうでもない」
 レイは足下で未だ続行されている追いかけっこを、微笑ましく見やった。
 シンは今日も元気に怒っている。メカニックの青年を追いかけて走る姿は、まるで庭を駆け回る犬のようだ。
「んな要求呑めるかよッ! お前完全にいかれてるよ!」
「うるせー! やれっつったら、やれよ、バカ!」
「ギニャーー! シン、暴力反対、ぼうりょくはんたーい、もう!」
 結局、最後に痛い目を見るのは、シンなのだ。


 Should Deny The Divine Destiny of The Destinies.
 『運命の女神が与えたもうた宿命を拒絶すべし』

 THE END.


postscript:

・「SILENT HILL3」は実在するコナミのホラーアクションゲームです。ロビー君も実在しますが、ただのシリーズを通じたマスコットキャラであり、殺人鬼ではありません。しかし、中々のダークキャラです。グロさでいえば、このゲームの世界観に勝るものは他にないと思われます。地獄でした。プレイしてた三日間。血血血内臓ノイズ血。バイオハザードの二番煎じだと思ってプレイするとエライ目に合います。(お前だろ)
・ヨウランがレイに険のある態度を取るのには事情がありますが、ここでは端折ってます。簡単にいえば、権力とエリートが嫌いなのです。シンを掴まえて「かわいい」と断言するあたり、変人入ってますが、ストレートです。たぶん。
・ヴィーノとヨウランはほとんどキャラが割れてないので、声を演じているお二人の芸人並みに息の合ったコンビネーション=仲の良さを下敷きにしてます。面白いんですよねー、あの二人の掛け合い。ヴィーノの演者さんカワイイし。
・とりあえず、アスラン・ザラもミネルバには乗ってるらしい。でも他の赤服には冷たく当たられて、ほとんど部屋に籠ってる様子。外に出ると女の子が寄ってきて、ハーレムが自動生成されるらしいですよ。
・立体音響システム。ミネルバには無駄な設備がいっぱい。赤服以上の部屋に限るけど。何chくらいあるんだろうなー。
・レイは特殊環境にて育った為、映画鑑賞をする生活とは無縁だったんです。ましてやホラー映画なんて恐怖を経験したことがなかった。アカデミー時代に初めてシンに「リング」あたりを見せられて、苦手意識を持ったようです。その後も「女優霊」から「仄暗い水の底から」と…断ればいいのに、挑まれると受けて立ってしまう負けん気の強いレイくん。
 クローン人間は弱い部分を攻められると、精神的に総崩れを起こしそうですからね。あいまいな存在の自意識が瓦解しそうです。恐怖のあまりテンパると、無意識で養父に助けを求めてしまうようです。
・シンVSギルバートは19話の捏造を書ければ実現しそうだ。どう考えてもお子様のシンが三十路の議長に勝てるわけないけど。それをわかってるので、シンはレイの口からその名が出ると逆上する。要は、嫉妬です。嫉妬。
・情操教育の一環として、犬を飼っていたレイくん。飼い犬だけでは飽き足らず、隣家の犬まで調教する。家人に吠える犬が、他人のレイにだけ懐く怪現象が起き、それを見たギルバートに「レイは動物にも好かれる良い子だね」と褒められて悦に入るレイ、というおかしな光景が浮かんだんですけど。
・タリアからの手紙は…この時代に手紙という文化が残ってりゃの話ですが。まぁ、堂々と本やCDといった、とっくに死にメディアになってるに違いないものが出て来てるし……
・レイが試す体位って…理知らず、仏壇返し、つばめ返しあたり? こんなシーン書かないから突き詰めて考えても無駄なんですけどね…レイにとっては何もかもが実験のようなものなので、シンを宥めながら最終的にはコンプリートしちゃうんだろうなー。

最後に、ここまで読んでくださった人、どうもありがとうございました。
 
posted by 百武 晶 at 21:21| Comment(0) | TrackBack(0) | SEED-D AnoterSide SS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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