2006年02月15日

「紋継ぐ」

ロトの紋章〜紋章を継ぐ者達へ〜
第一巻総括。

おもしろくなくはないけど、ロト紋の続編かと思うと気落ちするというか。
明朗快活な冒険活劇的なものをこちらとしては期待するわけですが、しょっぱなからアルスたちの取り戻した平和が再び混沌に陥って、世界から呪文が失われたって…

ドラクエなのに呪文が消えた世界が舞台って……!

主人公が公表されたときから、なんとなく(絵的に)アステアの息子なんだろうな〜
てことは相手はアランだから、アルスではなくアランの息子が主役だと、あんまり明るくはないかもしれないとは思ってましたが…

記憶を喪失しているが故、アロスの自己自身のなさったら。
もう、暗いのなんのって。
主人公不在の物語のなんて陰鬱でうっそうとしていることか。
リーとユイが出てくるあたりからは、二人のキャラのおかげでそこそこ面白く、物語も動き出してはいるんですけど。
リーがいてくんなきゃ、続き読もうと思えないよあたしゃ。

カムイせんせの映像的演出は目を見張りますけどね。
なんか、読むたびに新しい発見があって。流れるようなカメラワーク、みたいな作画です。
ハァハァ言ってうなされまくるアロスとか。萌えそうで萌えられないのがらしいな。
国王になったちゃったアランとか、いろいろ問題なところをスルーっとさせされるところがすごいです。
たった2Pの登場。あのジャガンの落ち着き払った穏やかな表情ったら! 髪の毛も寝ちゃって!! ああ、なんていうかもう……!

英語のサブタイトルに違和感を覚えるのは私だけ?
なんで「ロト紋」がこんなになってしまったか考えたときに目に入るのが「脚本:映島巡」の名前ですね。この人がロト紋が何かもしらず原作を書いているのかと思いきや、違いました。この方の単行本発売当時のHPの日記によると、ほとんどというか、内容に関してはノータッチなんだそうですよ。話を考えているのは編集部の方だそうで。
仕事的には新人アシ以下の仕事しかさせてもらってないとこぼしてありましたからね。

編集部の人間がストーリー考えてるのか、そのせいか…なるほどなぁ……
それはちょっとどうなんですかねぇ…昔からのファンに対して、なんていうか…
続編である意味がないような気がしますけど。
完結するまえに雑誌が休刊しまいか、要らぬ心配ばかりをしてしまいますよ。

最後にア・カギというルナフレアな位置にいるお姉さんキャラの名前、変だな〜と思ってたら、最後のページの担当編集のところにこんな名前を発見したんですけどね。
「赤城奈穂」
こういうのってどうなんだろーとか思ったり。

続編だからって、前と同じものを期待してはいけないってのは、わかっていてもですねぇ……
これが私のだいたいの感想ですが、何も知らない人間に一巻を読ませると、フツーにあのロトの剣が抜けるかどうか先が気になると言ってました。いいな、先入観がないと楽しめるみたいです。


posted by 百武 晶 at 20:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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