2005年10月15日

「BLOOD+」第二話所感。

朝日新聞14日付け夕刊に掲載されていた記事に、不快感を覚えたり、あまりの落差に(何がとは言わないが)笑えたり。アニメも所詮は商業。数字がすべてですね。
ヒット枠でリスクに挑むだってさ。
つーか、種と鋼を一緒にくくらんでくれよ、記者の人。

えと。「GPO」のように見られない程つまらなくもないので、しばらく様子見で視聴を続けてみようかと思います。血の描写は避けて通れないでしょうが、私は残酷描写自体は平気なので。嫌なのはそれを軽はずみに描こうとする作り手の意識の方。
なんか、この人たちは血やえげつない描写を、好きに描きたくてたまらないんだな、と思いながら見ました。

・カイ、しっかりしろ!
チェロ弾きハジの口移しによって覚醒したサヤは、刀を抜き、己の血を刀身に滑らせ、驚くべき身体能力を発揮し、翼手を一刀両断しました。
で、サヤはハジから刀を受け取る時、「ソード」って言いました? 英語? ビデオとってないから確認できません。
その一部始終を目撃した家族のカイは、覚醒サヤにビビリまくり、何もできずにただ呆然とするだけ。下手すれば拒絶する勢いでしたが、そこまでは行かず。
このコ、2クール終わりあたりで死んでもよさそーな位置にいるなと思ったり。

米軍が翼手の回収にやったヘリが到着。ハジがそれを回避するのにサヤとカイを担いで屋上へ。正気を取り戻し、自分の有様を見て卒倒したサヤの顔・衣服は血塗れ。カイは、ハジに敵意をむき出しにする前に、彼女の顔の血を拭ってやるなりすればいいのに。あんまり思いやりが感じられないんだよな。口と行動が釣り合ってないし。

・アメリカとはなんなのか? といわれてもなぁ。
米軍は翼手を「マウス」と呼んでいる。マウスって…モルモット?
学校での出来事を通り魔事件として犯人をでっちあげ、もみ消しました。
「横暴〜米軍だけで日本の警察は入れないんだよ」のセリフといい、このあたりの演出。
これ…いつだったか、実際に大学の敷地内に米軍のヘリが墜落した時に、米軍が日本側を締め出して現場検証もさせなかったあの事件を思い起こす。
こういう生々しいの、沖縄の人はどう思うんでしょうかね。

サヤは学校で起こったことを忘れていました。あくまで一時的な記憶喪失。別に目が覚めた途端に思い出して、展開してもいいと思うんですけど。遠回り。
で、またお腹すいた→食ってるの描写。またか。好きじゃないんですけどね〜。何を連想させようとしてるのか知りませんが。
「俺、なにもできなかった。ちくしょー」
と自分の無力に怒っていたカイは、うじうじ悩んでいました。それを彼女の発破がけによって都合よく吹っ切ります。
また、今度は男女で無駄に密着。…なんでだろ。このアニメに限って、キャラクターが密着する描写にものすごいイヤラシサを感じる。変な意図が必要以上に透けて見えるからか。

鏡の前に立ったその時、サヤは血まみれの自分の姿を思い出し、記憶を回復。遠回りしたのはこのシーンを演出したいがためのようでした。結局血かえ。
待合室にて父とディビットが重要会話ちゅう。
第二話なのに、けっこー根本的なネタをしゃべってますが…
「サヤが目覚めた以上、我々のもとに返してもらう。
サヤは翼手に対抗しうる唯一の存在、兵器として戦うだめだけに生まれた存在」
記憶を失う以前の彼女はとっても恐ろしいもののようだ。
サヤは立ち聞きしたあと、病院を抜け出しました。

・「魔法の言葉」はカイではなくハジのを指すか?
夕暮れの海岸。たそがれるサヤ。聴こえてくるチェロ。
ハジに「わたしのこと教えて」と懇願するサヤ。
「再び、いばらの道を歩く覚悟があるのなら」
そこへ、カイ参上。ハジに掴みかかるはいいが、あしらわれ、逆に吹っ飛ばされました。
かけよるサヤ。だから、体勢がいちいちエロいんだよ!

海岸は夜。カイがサヤを元気付けるために言います。
「サヤはサヤ。俺たちの家族だ」
うーん。説得力も、力強さも感じられないセリフ。悲劇の前では吹き飛びそうな軽さ。
あの学校の現場で、カイはサヤに触れることもできなかったわけですから。
カイのサヤに対する情は、家族のそれなのか。別のものなのか。強さとか熱とかそういう類のものがまったく感じられない。

ディビットが持っていた写真に写っていたのは…ハジと、サヤ?
サヤを管理下におくとかなんとか。
そして、人間が翼手に変異し…チワワを食いました。いやだ! なんでよりによってチワワだよ! 

サヤはテレビ版ではオリジナルのヴァンパイアではないのでしょうか。
彼女の血が翼手を滅することができる、というのは継承してるみたいですが。
翼手が彼女(かその母親)から派生してたりしないのかな。
アメリカにどんな罪をきせる気なのか。
ハジは右手が翼手に変異しちゃってると思うんだが、それ以上進行しないのはなぜなんだろ。

posted by 百武 晶 at 21:56| Comment(0) | TrackBack(10) | BLOOD+ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月09日

「BLOOD+」第一話所感。

どうしても気になるのですが、これは午後六時という時間に放送すべきアニメでしょうか。
このプロデューサーは毎度、子供に見せるには過激な描写が多いのではないかという問いに対して、「戦争が我々の世界でも実際に存在することから逃げたくない」ということを再三言ってきました。それはわかりますけど、殴られれば痛いとか、切られれば血が出るとかいうことを教えるのと、残酷描写を必要以上に見せるのとは、違うような気がするのですけど。
作品の内容とそこに読み取れる制作者の意識からすれば、これは深夜枠向けのアニメであり、OVAであってもおかしくはないはずです。

と、真面目な意見はこれくらいにしておこう。言っても仕方ないし。
エログロですね、一言でいうと。
サラリとした雰囲気の絵にしては、ちょっと、ボディーラインの描き方が粘着質で、どうも違和感があると思っていたら、意味もなく必要もなく女の子同士がベタつき、相手の口についたごはん粒を取って食べたりする。小夜とカオリがああも体を密着させる意図をどう取ればいいのでしょう。足のアングルとか、視点がおかしいですよね? 
この手の作品は、テレビアニメでは今まで触れたことがありません…
どういうジャンルに類されるんだろう…困るな……
ちょっと、制作者のこれまでに手がけた作品とか、調べてみたほうがいいかも…
いや、この「意味がわからない」っぷりというか、自分の知らない世界に片足つっこんじゃった感とでもいおうか、来るとこ間違えたみたいな空気がこわいんですけど。
居心地わるいっす…

映画版とは吸血鬼とか翼手とかベースの設定を引っ張ってきてるだけで、世界観はまるで継承されていない、まったくの別物ですね。あの陰であって、湿気含みの世界はどこに!
小夜も名前こそ同じだけど、別人。かすってもない。
映画の小夜はテレビじゃ無理だろうけどさー、だったらもう、名前も変えてくれりゃーいいのに。冴え渡ったカッコいい彼女を期待しちゃうじゃないの。いや、してなかったけど。番宣ですでに。
来週どうしよう…

posted by 百武 晶 at 00:07| Comment(0) | TrackBack(2) | BLOOD+ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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